内科的アンチエイジング医療を第一線の臨床で実践するアンチエイジング医学の第一人者である
青木晃先生から、アンチエイジングのお話をいただきました。
プチ整形などで話題の“アンチエイジング”ですが、若返りは体の内側からがベースとなります。
これからの時代、健康や美は自分自身で勝ち取り守っていかなければなりません。
例えば増え続ける一方の糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高血圧は内臓脂肪過多からくることもわかっています。
男女を問わず内臓脂肪が増える生活を送っているのがこの現代社会の特徴であり、やせて見える方も
知らず知らずのうちに、実は隠れ肥満になっていることが多いのです。
糖尿病や高コレステロールは血管の老化を進め、動脈硬化を招きます。これまでは動脈硬化による心臓病や脳卒中などの
恐ろしさが協調されていましたが、血管の老化は肌へも影響し「老け顔」にもつながります。
まずは血管を若々しく保つ生活を心がけ、血液やリンパ液をいつもさらさらな状態にしておきましょう。
◆今すぐできるアンチエイジング
・血糖値が気になる人には、血糖値が急に上がらないように、炭水化物を食べる前に酢の物や汁物、
サラダなどを食べる。例えば、イタリアンで、パンを食べる時には、バルサミコ酢をつけて食べたり、糖をコントロールするサプリメントを取り入れる。
・ヨガやピラティスなどでインナーマッスル(体の内側の筋肉)を鍛え、1日15,000歩を目標に歩く。
・水を1日2リットル以上摂り、しっかり汗をかいてデトックスする。
・錆びない体を作るため、抗酸化力のある野菜・果物を多く取る。
・ホルモンを枯らさないように質の良い睡眠、適度な運動を心がけたり、ホルモンバランスを整えるサプリメントを取り入れる。
・一日一回は楽しいことを忘れずに。例えば美味しいものを食べに行く。好きな人のことを想う。楽しみにしているテレビ番組を見る。
・アンチエイジングな料理が食べられるアンチエイジングレストランで、アンチエイジングフードを食べる。
以上のようなことを続けることで、体の中からのアンチエイジングができるのです。 |